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ホウ酸は水に溶けやすい性質があるので雨養生が欠かせません。現場の進行状況に合わせて、こうして雨養生を行います。

ホウ酸はシロアリやゴキブリをはじめとした昆虫には食毒として作用しますが、腎臓を持つ哺乳類には安心です。

すでにシロアリの被害に遭っている木材にはホウ酸水溶液を噴霧処理するだけでなく、穿孔注入処理を行います。

築年数の古い住宅では床下高さがなくて床下に潜り込むことができないため、床下換気口から処理することもあります。

床下や壁の中などに隠れてしまう構造材にホウ酸処理を行いますが、完成後に表しになる材には処理しません。

ホウ酸は水に溶けやすいのが弱点でしたが、ボレイトスティックはその性質を逆手に取った防腐防蟻商品です。

木造施設や木造集合住宅など、個人住宅以外の建物でもボロンdeガード®の採用機会が増えてきました。

マイホームはもちろんですが、アパートなどの収益物件にこそホウ酸処理が効果を発揮します。

ボロンdeガード®では2回施工の場合、土台敷きの段階で一旦現場に入ります。

建材の高騰などにより新築することが難しくなっている今、既存住宅をスケルトン改修して住み続けることが見直されつつあります。

日本の防腐防蟻対策は床下から対策することだけしか考えていません。

お寺や神社などの古い建物は多くが高床式で、床下ががらんどうになっています。