ホウ酸処理・ホウ酸について

木材劣化の問題は、命に直結する問題

シロアリ被害を侮ることなかれ。大きな地震で被害が大きかった住宅の多くがシロアリ被害に遭っていました。

トイレの柱がボロボロになっていた写真。

木造住宅の耐震性は木造住宅の骨組みである木材が健康な状態であることが前提になっています。

とくに構造強度に大きな影響のある木と木の接合部でシロアリや腐朽の被害があった場合、新築時に想定していた耐震性能は大きく損なわれてしまっている可能性があるのです。

とくに地震による建物の被害が大きかった阪神淡路大震災(1995年)では、蟻害や腐朽が耐震性に与えた影響についての報告がなされています。

大阪市立大学が神戸市東灘区で調査した結果によると、シロアリ・腐朽の被害のあった木造住宅のほとんどが全壊していたという結論を出しています。

大引きがボロボロになっていた現場。一部分の被害でも耐震性に大きな影響を与えてしまうこともある。

調査では、築後30年未満と30年以上で分類されていましたが、築30年未満の建物でも被害のあった90%が全壊していたといいます。

逆に、シロアリ・腐朽の被害のなかった建物では5割以上が軽微な被害で済んでいたといいます。

同様の傾向は2016年の熊本地震でも確認されており、防腐・防蟻の問題は、建物への被害や資産価値の低下といった問題だけでなく、住まい手の命まで脅かす重大な問題なのです。

そして、再処理が困難な合成殺虫剤による対策よりも、効果が長期間持続するホウ酸による対策が重要なことは言うまでもありません。

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