シロアリ侵入経路遮断処理

複数の配管の隙間を埋めるにはボレイトフィラーがおススメです

写真のように何本も配管が基礎を貫通している場合は、隙間が大きくなるのでボレイトフィラーが施工しやすいです。

基礎の底盤を貫通する場合は、

基礎の下が土壌になっているため、

スリーブ配管(さや管)を通して、

複数の配管をまとめて貫通させることも多いのですが、

写真のように基礎の立ち上がりを貫通させる場合は、

スリーブ管を介さず、

直接束の状態で貫通させている現場もあります。

この場合、管と基礎の間に隙間が生じやすくなるので

比較的ボレイトフィラーが向いていると思います。

もちろん、スリーブ管を介する場合も、

基礎とスリーブ管の隙間のほか、

スリーブ管と各配管の隙間も生じるので、

こうした場合は、ボレイトシールとボレイトフィラーの

組み合わせると良いかと思います。

因みに、シロアリ対策という点では、

貫通配管は土壌を介さない、

基礎立ち上がりを貫通させるほうが

リスクが小さくなるといえます。