シロアリ駆除

きれいに見えても中はスカスカです

シロアリは、木の表面の皮一枚を残しつつ、きれいに内部を食べていきます。

 

普段、土の中で生活しているシロアリは、光や風が苦手です。

なので、食糧である木を求めて移動するときも、

光や風に当たらないように注意深く動いています。

蟻道はまさにそうしたシロアリの通り道ですが、

木の内部でも、極力表面に出てしまわないよう、

皮一枚を残して食べ進んでいきます。

一見、きれいに見える木でも中がスカスカなのは、

こうしたシロアリの習性があるからです。

内部がスカスカになった木は、叩けば空洞音がするのでわかりますし、

ドライバーなどで抉ると、簡単に刺さるので確認できます。

発見が遅れると、耐震性が大きく損なわれてしまうことにもなりかねません。

定期的な床下の点検はとても大切です。