シロアリ侵入経路遮断処理

貫通配管は基礎立ち上がりを貫通させるのがベター

べた基礎が一般的となり、シロアリに対して物理的バリアーとなったのはいいのですが、配管をどう通すかは問題です。

現代の住まいは、たくさんのライフラインによって

支えられています。電気、水道やガス、通信関係など、

どれもなくてはならないものです。

でもこれらの配管を室内とつなぐには頑丈なべた基礎

を貫通させる必要が出てきます。

でも、基礎底盤を貫通させると、土壌とつながることになり、

シロアリの侵入経路になってしまうリスクがあります。

もちろん、この隙間をボレイトシールやボレイトフィラーで

塞げばよいのですが、そもそも底盤を貫通させなければ

シロアリの侵入リスクを小さくすることができます。

写真のように基礎立ち上がりを貫通させることで、

仮に蟻道がつくられたとしても、

早く発見することができます。

もちろん、基礎立ち上がりを貫通させる場合でも、

その隙間は塞ぐことになります。

そのほうがメンテナンス性も向上するのではないでしょうか。