2024年09月05月 / 最新更新日:2024年09月02月
シロアリ侵入経路遮断処理
貫通配管は基礎立ち上がりを貫通させるのがベター
ベタ基礎工法が主流となり、シロアリ対策上も有利となりましたが、依然として貫通配管の問題があります。
一般的に貫通配管は基礎底盤を貫通させることが多いのですが、
近年では基礎立ち上がりを貫通させている現場も増えてきました。
基礎底盤を貫通させた場合は、その先が土壌であることから
シロアリの侵入リスクが高くなります。
もちろん、ボレイトシールやボレイトフィラーを
充填することで、その対策にはなるのですが、
基礎立ち上がりを貫通させることで、
シロアリの侵入リスクをより低くすることができます。
もちろん、基礎立ち上がりに蟻道をつくって、
アクセスすることも考えられるので、
ゼロではありませんが、目視で確認できることを含め、
安心感はより高くなるはずです。
基礎立ち上がりを貫通させて、さらに
ボレイトシールやボレイトフィラーで1次防蟻すれば、
限りなく侵入リスクを下げることができます。
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