2025年02月06月 / 最新更新日:2025年02月04月
シロアリ侵入経路遮断処理
貫通配管は基礎の立ち上がりを貫通させるほうが良いです

ベタ基礎工法が一般的となりましたが、そうなると配管をどうやって貫通させるかの問題が出てきます。
基礎底盤も鉄筋コンクリートで固める
ベタ基礎工法は土壌との縁を切るという意味で、
シロアリ対策としてもとても有効です。
しかし、そうなると建物から出てくる配管を
どこを貫通させるかという問題が出てきます。
基礎の底盤を貫通させると、
その先は土壌となっているので、
シロアリの侵入リスクがあります。
一方で、写真のように基礎の立ち上がりを
貫通させるとその先は空間なので、
仮に基礎立ち上がりを蟻道を介して侵入してきたとしても
発見がしやすく、シロアリの侵入リスクを
小さくすることができます。
シロアリ対策という点では、
貫通配管は、基礎立ち上がりを貫通させるのが
ベターということになります。
基礎と配管の隙間をボレイトフィラーで埋めれば
なお良いことは言うまでもありません。
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