ホウ酸処理・ホウ酸について

木材保存処理の「量」と「質」の違い

欧米に比べ日本の住宅が短命な理由にはいろいろな要素が考えられますが、理由の一つとして木材保存処理の「量」と「質」の違いがあります。

日本の住宅の平均寿命は約30年といわれており、欧米の先進国に比べ大変短い寿命であることはよく知られています。

しかも、例えば米国と英国は、もともと日本に比べ長かった平均寿命が、少しずつ延びているにもかかわらず、日本の平均寿命はあまり延びていないと言われています。

日本の住宅が短命な理由は、物理的、心理的、政治的な面を含め複合的な理由が考えられますが、さまざまな理由の中で注目してほしいのが「木材保存処理量」の違いです。

日本と欧米との人口一人当たりの木材保存処理量には、平均寿命の差以上に大きな開きがあると言われています。シロアリが生息するアメリカで16倍、シロアリが生息しないスウェーデンでも日本の17倍の木材保存処理が施されています。

違いは処理量だけでなく、質でも大きな開きがあり、欧米が「ホウ酸」による処理が多いのに比べ、日本では農薬を由来とする「合成殺虫剤」がほとんどで、ホウ酸による処理は僅か3%程度に留まっているのが現状です。

揮発しない無機物であるホウ酸は効果が長期間に及ぶのに対し、揮発性があり効果が長くても数年しかもたないのが合成殺虫剤です。木材保存処理の量と質の明らかな違いが、欧米に比べて日本の住宅の平均寿命が短いことの理由の一つになっていると考えられます。

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