シロアリ侵入経路遮断処理

小さな隙間にはボレイトシール、大きな隙間にはボレイトフィラー

写真は、基礎断熱仕様の床下の貫通配管部分を写真に撮ったものです。

基礎底盤の断熱材がこの部分だけカットされ、

貫通配管が土壌に抜けているわけですが、

この配管はさや管を通して貫通させており、

隙間は基礎とさや管の間、さや管と配管の間の

2箇所に隙間ができることになります。

どちらもシロアリの侵入経路となりますので、

両方の隙間を塞ぐ必要があります。

ボレイトシールは比較的小さな隙間を塞ぐの

に適しているので、ここでは基礎とさや管の

間の隙間をボレイトシールで塞ぎ、

さや管と配管の間の大きな隙間は、

ボレイトフィラーを使って塞いでいます。

もちろん、コーキングガンが必要な

ボレイトシールの場合、施工しにくい場所も

出てきますのでその限りではありませんが、

現場の状況によってシールとフィラーを

うまく使い分けていただけたらと思います。

因みにコーキングガンの不要なボレイト

「ボレイト防蟻コーク」という商品も販売

されています。ご参考まで。

 

ボレイト防蟻コークについてはこちらから↓

http://store.borate.jp/shopdetail/000000000094/