2022年03月03月 / 最新更新日:2022年03月03月
シロアリ侵入経路遮断処理
基礎を貫通させるなら、なるべく横から
ベタ基礎が一般的になりましたが、ベタ基礎だからシロアリが入って来れないとは限りません。
確かに、ベタ基礎はシロアリに対する物理的障壁として有効です。
ですが、ベタ基礎だからシロアリが入って来れないとはいえません。
ベタ基礎にも「隙間」があるからです。
そして、その代表的な隙間が「貫通配管」の隙間です。
しかも、貫通している先が土壌、つまり耐圧盤を貫通している場合は、
配管がシロアリの誘導路になりかねません。
ボレイトシールやボレイトフィラーなどで、
その隙間を塞ぐのはもちろん有効ですが、
もっとリスクを小さくできるのが基礎立ち上がりを貫通させることです。
そして、その隙間さえもボレイトシールやボレイトフィラーで塞げば、
そこからの侵入は極めて困難になるはずです。
シロアリ対策に絶対はありません。
できることを幾重にも重ねることがリスクを小さくする唯一の方法です。
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