シロアリ侵入経路遮断処理

基礎とステップの間に大きめの隙間をつくる

玄関や勝手口など、基礎とポーチ、ステップなどがくっついている場合は、その隙間がシロアリの侵入経路になる可能性があります。

 

基礎は土壌に接していることから、シロアリの侵入経路となります。

その基礎に接して何かがあると基礎と何かの隙間は、よりシロアリが侵入しやすい場所になります。

シロアリも明るく、風が通るような発見されやすい場所をわざわざ通ろうとは思いません。

隙間はシロアリが好んで通る場所で、基礎に接しているポーチやステップはその代表例です。

玄関や勝手口にシロアリの被害が多いのはそのためです。

 

この写真は、あるお宅の勝手口にあったステップです。

注目してほしいのは、基礎とステップがくっついておらず、

間に大きめの隙間を設けていることです。

基礎とステップが接していないこと、

そして、ステップの高さも水切りと間が取られていて、

仮にシロアリが基礎とステップの間に蟻道をつくっても、

ここで蟻道を発見することができます。

できれば玄関ポーチにもこのような大きめの隙間をつくることで、

シロアリの侵入リスクを抑えることにつながります。

こうした対策も物理的バリアーの一つといえるのです。