ホウ酸処理・ホウ酸について

化粧材にはホウ酸が掛からないよう養生します

床下や壁の中などに隠れてしまう構造材にホウ酸処理を行いますが、完成後に表しになる材には処理しません。

 

なので、ボロンdeガード®を施工する際には、

あらかじめ化粧材にはホウ酸が掛からないよう、

マスカーなどで養生を行います。

ホウ酸水溶液は基本的には無色透明ですが、

乾燥後には処理した材の表面に

薄っすらとホウ酸の結晶が残ることがあります。

構造材が目に見えるのは、

見た目にも安心感があり、

伝統的な日本の木造住宅の良いところでもあります。

柱や梁が壁の中に隠れてしまう大壁工法の家が多くなりましたが、

ほとんどの構造材が表しになっていたかつての日本の家屋は、

シロアリ対策としても有効だったことが伺えます。