ホウ酸処理・ホウ酸について

ホウ酸の粉をそのまま散粉する処理方法もあります

ホウ酸処理の基本は水溶液処理ですが、場合によってはホウ酸の粉をそのまま散粉することもあります。

ホウ酸処理の基本は、ホウ酸の水に溶けやすい性質と

水が木材に浸み込みやすい性質を利用して、

ホウ酸を水に溶かした「ホウ酸水溶液」をつくり、

それを木材に散布することで、

ホウ酸を木材に定着させる方法が原則となっています。

しかし、建築中の建物であれば、

処理後の水分の蒸発を気にする必要はありませんが、

既存の住宅で、床下ならともかく、

アメリカカンザイシロアリ対策として、

屋根裏などにホウ酸処理したい場合、

屋根裏を水浸しにするわけにはいきません。

そんなときは、ホウ酸の粉を直接木材に散粉する、

ホウ酸ダスティング処理という選択肢があります。

木材にホウ酸を含浸させるのではなく、

木材の表面にホウ酸を付着させることで、

シロアリが木材内部に入れなくさせるものです。

この場合、シロアリのように木材を食べる

わけではない昆虫一般の対策にもなることから、

不快害虫対策として採用される場合があります。