シロアリ侵入経路遮断処理

ベタ基礎とはいえ基礎のまわりには意外と隙間があります

基礎底盤までしっかりと鉄筋コンクリートで土壌と縁を切るベタ基礎構造はシロアリに強いと言われています。

確かに土壌と床下の間を鉄筋コンクリートで塞ぐので、

物理的バリアーとしてベタ基礎は機能しますが、

だからといってシロアリが入って来れないわけではありません。

ベタ基礎とはいえ、水抜き穴や型枠を支持するための

セパレーターの穴、貫通配管にも隙間が生じます。

シロアリは1mmの隙間でも入って来ると言われています。

しかも、断熱された床下は部屋と同じように冬でも温かく、

お湯が通る配管であれば管に導かれるようにして、

ベタ基礎の中(床下)へと入ってくるかもしれません。

なので、ベタ基礎でも隙間を塞いでおくと安心です。

しかもホウ酸が配合された充填材ならなおさら安心です。

写真は、水抜き穴をボレイトシールで、

貫通配管の隙間をボレイトフィラーで塞いだところです。

木部に防蟻処理をするだけでなく、

そもそもシロアリを木部に辿りつかせない。

ボロンdeガード®が1次防蟻(シロアリ侵入経路遮断処理)

を重視するのはリスク自体をまずは遠ざけるためです。