シロアリ侵入経路遮断処理

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2022年07月28月 / 最新更新日：2022年07月27月 松村幸次 シロアリ侵入経路遮断処理

シロアリ侵入経路はホウ酸を使ってダブルでガード

シロアリが侵入するリスクのある基礎の貫通配管の隙間を充填材と水溶液でダブルでガードします。

 

ベタ基礎であってもシロアリが入って来れる隙間はあります。

例えば、基礎を貫通する配管の隙間もその一つです。

写真の現場は、もともと基礎立ち上がり部を貫通させていることから、

シロアリの侵入リスクが低いのですが、

さらにその隙間をホウ酸が配合されたボレイトフィラーで塞ぎ、

その上からさらにホウ酸水溶液を噴霧して処理しています。

もちろん、その上にある土台など床下木部にもホウ酸水溶液を噴霧処理します。

二重三重に対策してリスクに備える。

自然が相手のシロアリ対策は、

このような姿勢で臨むことが大切です。